・終宴:r.a.02_02「薔薇色に沈む記憶、宵闇、待ちて、」・

2017.07.01-07.02
r.a.02_02「薔薇色に沈む記憶、宵闇、待ちて、」
終宴、いたしました。

ご来場いただきましたみなさま、
とおくから、想ってくださったみなさまに、
こころより感謝いたします。


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はじまりは04月。

憧れのひとと、
どんなふうに興行をつくりあげたらよいのか
そんな時期を経て。


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幽蘭さんの楽曲には、
既にしっかりとしたものがたりがあって、
でも、一曲一曲のものがたりをつなぐ、
世界観、といったものが全体を包んでいて、
だから、
ひとつのものがたりにすることは、
簡単なようでむづかしく、
それでもとてもたのしいものでした。

なんどもなんども書き変え、組み替え、
最終的に流れが固まったのは、
最終稽古も済ませたあと、
本番の三日前のこと。
最終稽古に幽蘭さんが持ってきてくださったお話しの欠片が、
まさしくパズルのさいごのピースで、
幽蘭さんのせかいと、りくろあれのせかいが、
ぴたりと重なって。
それは、とても素敵な、感覚の体験。


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幽蘭さんお手製の歌詞カード。
幽蘭さんのライブでの、まいかいのたのしみのひとつ。

最後の組み替えで、
01曲、
だいすきでどうしても組み込みたかったけれど、
流れを重視して外した曲もありました。
せめても、のおもいで、録音。
それはわたしの、たからもの。
さて、どの曲でしょう、ね。


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そうそう、
こんかいの演目には、
「作者」が居ません。

それは、この演目が、
作者はこのひとです、
と云い切れるものではなかったから。

紡いだものがたりにしても、
わたしのこしらえた土台に幽蘭さんが、
要を埋め込んでくださったし、
楽曲のなかのことばは、
VEXATION のFooLFooLさんや、
電氣猫フレーメンの由良瓏砂さんが紡いだものだったり。
こんかいつかわせていただいた楽曲たちは、
どれもこれも、
たくさんのひとの血を継いで、
いまも生きているのです。

だから、「作者」は、居ない。


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予期せぬ事態もありつつ、
それでもさいごまでしあわせなきもちでいられたのは、
幽蘭さんはもちろん、
スタッフのとっきーこと常盤美妃、それからJessica、
みんなのおかげ。
まつぼっくりのオーナーご夫妻にも、
本当によくしていただきました。
ありがとうございました。


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もうあの楽曲たちを、
あのこころもちで唄うことはないのだろうとおもうと、
とてもふしぎなきもちになる。

それでも幽蘭さんの唄は、
これからもわたしをみちびいてくれるとおもうのです。
わからなくなったら、幽蘭さんの曲を聴くのです。
いままでもそうしてきたように。

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幽蘭さん、ほんとうに綺麗だった。
わたしの我儘な企画に付き合ってくださってほんとうにありがとう。
また、またいつか、きっと。


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ほんとうはこの企画は06月にやると決めていて、
わたしはその日取りに、
めずらしく随分と執着したのだけれど、
でも最終的に、あの日取りになってよかったのだとおもう。
だってあの日のほうがずっと、
薔薇色が綺麗に顕れるから。

薔薇の日よりもずっと。


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関わってくださったすべてのみなさまに、愛を。

また、ね。

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