・御礼:虚飾集団廻天百眼『闇を蒔く ~屍と書物と悪辣異端審問官~』・

02月のこと。

2019.02.03.-02.11.
虚飾集団廻天百眼
『闇を蒔く ~屍と書物と悪辣異端審問官~』

終演いたしました。

ご来場いただきましたみなさま、
とおくから、想ってくださったみなさまに、
こころより感謝いたします。


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ひさしぶりに、
百眼の作品にどっぷり参加できたことが、
まずはとてもしあわせで、
作品としても、とても想い入れのふかいものとなりました。

そうして、
いろんなことをかんがえた、作品、
でした。

ふだん、あまりものをかんがえる質ではないから、
なんだかいろいろ、
むつかしかったのだけれど、

ともかく

この作品に参加できて、ほんとうによかった。


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わたしが演じましたのは、

ニーナ。


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主人公である、マリサ・ヱリコ姉妹とは違って、

とりかえす

ということに執着した
イェコク人の少女。

「せんそうで、どうなったのか」、
わたしだってわかってる、と、
たくさんの愛情につつまれながら無邪気に豪語していたわけだけれど、
あのひ、倒れ込んだ兄さんのすがたをみてはじめて彼女は、
「どういうことなのか」を、識って

だからヱリコと対峙したとき、
直感的にヱリコとマリサは「姉妹」であり、その結びつきの深いことをがわかってほんとうに
くやしくてうらやましくて、仕方がなくなったりした。

わたしがとりもどしたいものを、彼女はもっていたから。


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でもね、


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書物が執着を生むのか、
執着が書物を生むのか、

わからないけれども。


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とにかく、だれがなんと云おうとニーナは、
イェコクのなかまたちをほんとうにほんとうにほんとうに、
あいしていました。

ほんとうにありがとう。
ごめん、ね 。


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イェコクのみんなには、舞台上でもお稽古場でも、ほんとうによくしてもらって、
いろんな妄想をしたりした。

ラハブ兄さん、刺されてもきっと
そういうときに頼れるひとのところへ直行すれば生き延びたろうに、
ニーナのところへ、帰ろうとしちゃったんだなぁ。

ニーナの兄さんもニーナの屍も、
とんでもなくニーナに甘くて力ばかりが強すぎるのでした。

舞台上でのかなしいことを補うように、
終始仲のよいイェコクのひとたちでした。
もちろん、レイジン姉さんも。


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いろんなひとへの想いがたくさんあるからいっそ、
ニーナのまわりのちいさな世界のことだけに留めて終わろうとおもうのですが
ほんとうに、

うつくしい舞台にかかわれてしあわせでした。

撮影:荒川れいこ様[zoisite]

ヱリコちゃんとゴーダンちゃんのこのシーンほんとうにすてき。


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さいごに、こんかい絶対撮ってもらいましょう!と、
こもださんに声をかけていただいて実現させたいちまいを。

またきっと。きっと。

たくさんのお客様をはじめ、
かかわってくださったみなさまに、
あらためましてこころからの感謝を。

ありがとうございました。

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