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きがついたら、
なんだかものすごい渦のなかにいて、
きづいたら、
その渦がすぎさっていて、いま、
束の間の、
凪
のようなところに放り出された、
そんなようなきもち。
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凪、とは妙に、
こころがざわざわするもので、
だけど、
なので、そうですね、
渦のなかで触れたできごとを、
すこしずつ振り返っていったり、
すればいいのかなとおもいます。
せんじつは「サロメ 」をふりかえりましたが、
また振り返りウェブログを、認めますね。
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渦のなか、それでもふと、
たちどまるような、
とまっていた、ような、
瞬間はたしかにあって、
そんなときはだいたいやはり、
ざわざわに蝕まれるのだけれど、
さいきん気にかかるのはいつも、
鏡、
のことだ。
それは、ただわたしの脳のどこかにある、
そしてそこにしかない鏡なのだけれど、
そんなものは、ずっと、
在ることがわかっているだけで、
それだけでよくて、
目の端に捉えることができれば、
それだけで充分で、
充分、だったのだけれど。
でも。
だが、
しかし。
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鏡はいつか、曇っていく。
という、 理 。
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そろそろきちんと、
覗きこまねばならないのでしょう。
ときには磨かないといけないのでしょう。
覗きこんで、違和感があったときにはきちんと、
それは鏡が不可ないのか、
わたしそのものが歪んでいるのか、
かんがえないといけないのでしょう。
ね。
立ち止まって。
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凪。
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・・・
まだ鏡など持たぬところに
還りたいというきもちもあれど、
時を重ねることが必然であるならば 。
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よくいわれることだけれど、
うつくしく巡らされた縄というのはまるで
揺り籠のようです。
揺られているとはやはり、
あんしん。
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・つぎの興行・
2020.10.14. – 10.15.
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