・_ 20. _ wk.40 01 _ 静止 、の 、 _・

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きがついたら、

なんだかものすごい渦のなかにいて、
きづいたら、
その渦がすぎさっていて、いま、
束の間の、

のようなところに放り出された、

そんなようなきもち。

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凪、とは妙に、
こころがざわざわするもので、
だけど、
なので、そうですね、

渦のなかで触れたできごとを、
すこしずつ振り返っていったり、
すればいいのかなとおもいます。

せんじつは「サロメ 」をふりかえりましたが、
また振り返りウェブログを、認めますね。

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渦のなか、それでもふと、
たちどまるような、
とまっていた、ような、
瞬間はたしかにあって、

そんなときはだいたいやはり、
ざわざわに蝕まれるのだけれど、

さいきん気にかかるのはいつも、
鏡、
のことだ。

それは、ただわたしの脳のどこかにある、
そしてそこにしかない鏡なのだけれど、

そんなものは、ずっと、
在ることがわかっているだけで、
それだけでよくて、
目の端に捉えることができれば、
それだけで充分で、

充分、だったのだけれど。

でも。
だが、
しかし。

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鏡はいつか、曇っていく。

という、 理 。

・・・

そろそろきちんと、
覗きこまねばならないのでしょう。
ときには磨かないといけないのでしょう。

覗きこんで、違和感があったときにはきちんと、
それは鏡が不可ないのか、
わたしそのものが歪んでいるのか、
かんがえないといけないのでしょう。

ね。
立ち止まって。

・・・

凪。

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まだ鏡など持たぬところに
還りたいというきもちもあれど、
時を重ねることが必然であるならば 。

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よくいわれることだけれど、
うつくしく巡らされた縄というのはまるで
揺り籠のようです。

有末剛さんのお教室にて。

揺られているとはやはり、

あんしん。

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・つぎの興行・
2020.10.14. – 10.15.
三島由紀夫「卒塔婆小町」「熊野」「葵上」「弱法師」を読む

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