・終宴:r.a.01_05「黒百合・抄」

第4回 うつのみや春の演劇フェスティバル参加作品
r.a.01_05「黒百合・抄」
終宴、いたしました。

ご来場いただいたみなさま、
関係者、スタッフのみなさま、
ほんとうに、ありがとうございました。

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りくろあれ(R*A)よりずっとまえ、
はじめてじぶんでつくりあげた演目を、
そのときとおなじ会場で、
いま、この座組で上演できたこと、
それはとても、意味のあることだったとおもいます。

すくないお稽古時間のなか、
それぞれが、
ほかの演目だったり、
(まさかの)結婚式だったり、
いろんなイベントとかけもちで、
駆け抜けて、
そうしてできあがったあの、
しん、とした、じかん、
でした。


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きづけば、そうか、
りくろあれ「風」みたいなものが、
いつのまにか、
出来上がっていたのだなぁ、と、
はじめての時分をおもいかえして、
おもうわけです。

こんかいの座組は、
歴代の主演女優で固めた布陣。

そうして、
RONちゃんとJessicaという、
密なやりとりをたくさんしてきたスタッフ。

りくろあれとしての、
最強の布陣でした。

それはとてもしあわせなことで、
「最強の布陣」というものが存在することそれ自体が、
しあわせで。


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かんじたこと、たくさん、
糧にしていきます。


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舞台はこんなかんじ。

リハーサル風景につき、
おおしまは居りませんが、
幕開きから、客席でみた瞬間、
まぁ綺麗…!と
おもわず叫びました。
すごいなぁ。

そうして、終演後のインタビューで、
劇団ネクスト・ステージの中山ユカ嬢にも触れてもらえてうれしかった、
開演前のおんがく。
じつは、演出のぼやきをJessicaがひろってくれて、
うっすらノイズを乗せたものを流していました。
想像したのは、勇美子さんのお部屋。
雨のあいだにひそませたうねりも、すばらしかった。

それから、たいせつな演者たち。

この04人だから挑もうとおもえたこと、
この04人だからもとめたこと、
この04人だから紡げたこと、
そういうことがたくさんあって、
だからそれは些か、
負担のおおきなことだったのかもしれない。
けれど、
さいごまで笑顔でついてきてくれてほんとうにありがとう。

「こわかった」という感想を、たくさん戴いて、
それは予期していなかったのだけれど、
でもそれはひとつの成功だとおもった。
たしかにあれは、「こわい」もの、だもの。

またきっと、
いっしょになにかを紡げたらと、
せつに希っています。


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あまりおしゃしんを撮る間も無く、
ぱたぱたとおわってしまった。
でも、かけがえのないたからものに、なりました。


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まわってきて、とても気に入ったおしゃしん。

りくろあれ上演直前まで、
演劇ユニット バックシャン❤️の舞台監督として
舞台袖に篭っていた、あすかちゃん。
かっこいい。
すごくいい。


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うつのみや春の演劇フェスティバル、
ほんとうに素敵な催しでした。
イト2017のことはまた後日。


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じつはわたしは「黒百合」を、
突っ込みどころ満載のとんでも話だとおもっているのだけれど、
その、ある種飄々としたことばのなかに縺れた、
ひとのこころ、がとても、
生々しくて。

黒百合の花言葉、それは

恋 と 呪い
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 ね 。


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きっとまたどこかで、おあいしましょう。

ちかくで、とおくから、関わってくださったすべての皆様に、

こころから感謝いたします。


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